2025年6月30日 当社大阪拠点駐車場にて中堺消防署様と合同訓練を実施しました。

中堺消防署様は、危険物施設に関わる手続き、タンクローリーの申請などでお世話になっております。
訓練内容は、大型タンクローリーの後ろに乗用車が追突した事故で、乗用車のドライバーが意識不明の状態の上、漏油の恐れがあるため、消防署に連絡した流れになります。

①事故発生から消防車、救急車くるまでの活動を確認【ドライバー】
・事故発生後、第一にすることは自分の身の安全を確保する事
・周りの状況を確認
・消防署に連絡を行い、事故の状況、漏油の恐れがある事を説明
・消防署に連絡している中で、担当から現場状況について質疑応答を答える
【重要項目】
・その場所の住所(Googleマップ等で検索し、場所を1番に伝える事)
・人命救助は必要かどうか、その場合のやり方を聞く。(但し、自分の安全確保が優先)
・消化活動をできるかどうか。消火器の手配(火災の恐れがある場合)

②消防車、救急車がきてからの対応【ドライバー】
ドライバーは事故の報告、これまでの経緯を説明する

③消防車、救急車がきてからの対応【消防隊】
・人命救助(乗用車ドライバー)
・消化活動
・近隣の安全確保

以上の訓練になります。
事故はいつ起きるか予測ができません。特にタンクローリーを多く扱っている我が社では、普通の事故と違い、漏油の恐れがあります。
二次災害を抑える、減少させるために、初動体制はとても大事になります。
事故現場では、焦ってしまいますが、日々の訓練をしておくことでスピードが大きく変わります。
訓練は命を繋ぐものになりますので、今後も活動を増やしていきます。