災害時を想定した⽯油の備蓄と配送を専⾨で⾏う。日本BCP株式会社が目指すものは「総合防災減災企業」です。

非常用発電機の負荷試験

非常用発電機の負荷試験

なぜ必要?非常用発電機の負荷試験

非常用発電機を設置し、消防設備業者が点検をしているはず。その上に負荷試験は必要?そんな疑問にお答えします。

消防法上の義務

消防法上の義務

消防法に定められている非常用発電機の点検には6ヶ月毎に実施する機器点検、1年毎に実施する総合点検があります。これは法令により設置された非常用発電機であれば例外なく適用され、その中の総合点検の項目に負荷試験が含まれています。
(ガスタービンは負荷試験は不要です。)点検結果を消防機関へ報告書を提出することが義務付けられています。

災害時にきちんと起動する為

災害時にきちんと起動する為

発電機は災害時に消火活動・避難活動するための設備に電気を共有する人命を守る重要な設備です。
以前から負荷試験に対しての法令の義務はありましたが昨今の地震による停電、火災が発生してしまったにも関わらず始動しない発電機が多くありましたがほとんどの原因は整備・メンテナンスを怠っていたことでした。きちんとした点検を行わないと施設の管理者が責任を問われる可能性があります。

劣化・不具合防止

劣化・不具合防止

点検を怠った発電機は劣化部品も増え、故障個所が多くなり寿命が短くなって更新が必要になるなど結果的にコストがかかってしまう事がございます。
定期的点検、整備をに実施していれば不具合の発見ができ、経年劣化の予防・故障を未然に防止することが出来ます。




災害時に非常用発電機が動かない!
そんなトラブルが発生したら、、、

消火設備が作動せず被害拡大

火災

火災発生時に非常用発電機が正常稼働しないことにより、消火活動に必要な設備(スプリンクラー、消火栓ポンプ等)が作動しません。消火活動ができず延焼や人命にかかわる事態を引き起こします。

重要設備が停止し、人命や企業活動に甚大な影響

病床

停電時に人命に関わる医療機器や重要な生産ラインが停止しまうことにより、 人命や企業活動に重大な影響を及ぼす事態を引き起こします。

定期的なメンテナンスでトラブルを未然に防ぎましょう!

何が違う?発電機の点検方法

パターン1 毎年負荷試験を行う方法
毎年負荷試験を行う方法

模擬負荷試験は定格出力の30%以上の負荷で必要な時間連続運転を行い、確認する方法です。
無停電で行うことができ、安定した負荷をかけている最中に、細やかな計器類(水温系、電流計、電圧計、燃料計、回転計、周波数、油圧計、エンジン音)を確認することで発電機自体の性能点検をします。

パターン2 負荷試験と予防的保全策の組み合わせ
負荷試験と予防的保全策の組み合わせ

負荷試験は6年に1度行い、他の年度では予防的保全策としてメーカー推奨交換年数に合わせて毎年行います。

パターン3 内部観察と予防的保全策の組み合わせ
内部観察と予防的保全策の組み合わせ

負荷試験に代わり、分解作業により、発電機のエンジン内部を目視または内視鏡等を用いて確認、観察します。他の年度では予防的保全策としてメーカー推奨交換年数に合わせて毎年行います。

一般的な低圧発電機の場合、パターン1 毎年負荷試験を行う方法をオススメしています。

負荷試験とは

非常用発電機が消防設備を正常稼働させる発電能力を有しているかを確認する試験です。
消防法では、連続運転性能や換気状況を確認するために、定格出力の30%以上の負荷を一定時間与える負荷試験の実施が推奨されています。
非常用発電機の負荷試験には、「実負荷試験」 と 「模擬負荷試験」 の2種類があります。

実負荷試験
非常用発電機とつながっている機器を実際に稼働して負荷をかける試験方法です。
実負荷試験

模擬負荷試験
常用発電機の負荷系統を一時的に切り離し、専用の模擬負荷試験装置をつなげて負荷をかける試験方法です。
模擬負荷試験

模擬負荷試験

停電作業が不要で、確実に定格出力の30%以上を維持できる 「模擬負荷試験」 をオススメします。

日本BCPの負荷試験が選ばれる理由

負荷試験時に気づいた不具合メンテナンスをご提案
負荷試験作業と同時に、バッテリーや消耗部品の状況も点検させていただき、メンテナンスが必要な箇所につきましてご提案、お見積、施工までさせていただきます。 点検から修理、改修まで、発電機に関わることはトータルでご提案させていただきます。

備蓄燃料までトータルサポート
非常用発電機の点検をしていても、備蓄燃料が劣化することにより、非常時の電源確保の実効性が低下します。
日本BCPでは、石油燃料のプロとして非常用発電機だけでなく備蓄燃料の成分分析からタンク内洗浄、燃料入替、燃料洗浄まで対応します。

燃料劣化対策

よくあるご質問

負荷試験の所要時間はどれくらいですか?
非常用発電機を稼働する時間は約1時間であり、そのうち約30分間30%の負荷をかけます。
また、準備や片付けも含む所要時間は低圧非常用発電機で約2時間、高圧非常用発電機で約5時間となります。
対応可能な非常用発電機に制限はありますか?
低圧(200V・400V) 高圧(3300V・6600V)の非常用発電機に対応可能です。
その他の電圧につきましては、別途ご相談ください。
負荷試験の費用には何が含まれていますか?
機材搬入出、ケーブル敷設、非常用発電機始動テスト、負荷試験オペレーション、実施報告書の作成、その他諸経費が含まれています。
備蓄燃料対策だけを依頼できますか?
もちろん可能です。その他にも発電機そのものの入替、増設等、非常用発電機及びその周辺に関わることはなんなりとご相談ください。

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