2021年10月9日(土)当社が属するシューワグループの合同BCP訓練を実施いたしました。
これは、災害時を想定した燃料配送におけるリスクを洗い出し、その対策を検討し、検証することにより、お客様からお預かりした非常用燃料の配送の実行性を向上させることを目的として年2回、定期的に実施しているものです。

今回は、燃料供給契約を締結しているお客様のご協力を得て、実際にタンクローリーを派遣し、給油作業を行う「シナリオ型実動訓練」を実施いたしました。

その主な内容は以下のとおり。
①【安否確認訓練】地震発生後、発報した安否確認システムへの応答
②【情報伝達訓練】営業担当より災害対策本部へお客様からの緊急出動要請を伝達
③【情報伝達訓練】当社からシューワグループに対して情報伝達
④【電源切替訓練】備蓄拠点において非常電源へ切替え、ローリーへ燃料積込
⑤【給油訓練】お客様の施設にて給油
※訓練の模様は、大阪府(堺市)、愛知県(名古屋市)、神奈川県(平塚市)及び岐阜県(現場)の4元中継で情報共有を行いました。

この訓練には、緊急災害時において、当社とともに燃料配送の一翼を担うシューワ㈱の各支店のキーパーソンとなる社員が参加。シナリオにない想定外の出来事もありましたが、現場指揮者の的確な判断により当初目標としていた成果を得ることができました。

引き続き当社では、BCP訓練を通じて、緊急災害時における燃料配送にかかるスキルの向上を図ってまいります。